3巻です。
2巻の感想です。
大好きな児玉樹さんの最新刊です!
帯コメントには、
「魔女っ娘の正体見たり、
男子中学生・・・って!?」
とのこと。
なんと・・・完結してしまうんですね・・・
主人公・弾(はずむ)くんは、図書委員の物部小毬のことが気になるこの頃。
でも、そんな彼は魔法少女に「なってしまう男の子」だったりしたのでした・・・
しかし、小毬ちゃんもまた物ノ怪というか、を使役する家柄ということで、
果たしてこの二人、どうなっちゃうの?
というようなお話です。
前巻では、突如としてやってきた梧桐さんが弾と急接近を始めた頃から、
小毬がどうして良いのかわからずにドギマギしてしまう所で終わっていました。
今巻では、そんな三人の関係の修復(と言ってもかわいらしい仲直りだけどw)と、
そして物語の本筋へと進んでいく訳です。
梧桐はやはり前巻でも登場していた魔法使いだった。
しかし、彼女はぽっぷ(弾)とは目的を異にして、
妖魔達の侵入してくる口を開こうとしているのだった・・・
しかし、彼女は魔力を使い果たしてしまい倒れてしまい、
体と乗っ取られてしまうという・・・
弾、いやぽっぷが「助けたいと思ったから助けるんだ!」
と言った直後なだけにこれはなんとも切ない展開。
そこに小毬もやってきて・・さらには、弾の母と小毬の父という
保護者コンビが登場して一気に事態は急展開ww
これは今巻で完結ということもあり、多少強引な展開のようにも感じましたが・・・w
それにしても、梧桐が弾と小毬にダメだしをする場面があるんだけど、このシーン個人的に好きですw
不器用な彼女なりに二人を気遣っての事だけど、
本当になんというか・・口では関わりあいを持ちたくない、なんて言ってるけど、
もうちょっと上手くやれればねぇ・・と思わずにはいられません。
そして・・・
妖魔に襲われそうになった小毬を守ろうとしたぽっぷが、
弾むの姿に戻ってしまって正体がバレた・・・!
ってことで、女装の事も合わせてなにか言われる?
と思ったものの、特にそういう事もなくww
みんなで協力しながらこれからも頑張っていこう!という所で完結してしまいます・・・
児玉樹さんの作品は前々から好きだったもので、
この作品も変わらず可愛い作品だった分、
長く続いて欲しかったので寂しくはありますが、
3巻共に良い内容でした。
児玉さんの絵柄での魔女っ子というのも新鮮でしたしね!
また新作に期待したいと思います・・・!!
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