4巻の感想
5巻です。
帯コメントは、
「あなたのために、強くなりたいっ！
がんばる麻琴に共感度200％！！
涙目ヒロインの青春スクールDAYS」
とのこと。
瞬に告白はしたものの、
付き合えない、という事になっている麻琴。
モデルで美少女なあねといい、眩しすぎるような存在の瞬といい、
そんな周囲を見ながら恋に悪戦苦闘する麻琴の姿は、
確かに共感度満点以上なのかもしれません。
文化祭時期で大変な麻琴だけど、瞬からの「待って」という返事もあり、
色々と無理がたたっていたのか、ついに倒れてしまう。
そんな時、心配になって思わずかけつけてくれたのが瞬だった。
瞬も「このままじゃいけない」という想いがあったため、
「ちゃんとするからもう少しまって」と、麻琴にとってはなんとも嬉しいセリフが。
そうして文化祭。
ウサギに扮した瞬と、アリスに扮した麻琴。
これまでは瞬の思わせぶりな発言にとにかく振り回されっぱなしだった麻琴だけど。
色々あったものの、この文化祭の中で二人の距離はより一層近づいてきた・・・？
ように見えたんですが。
そこに、渡瀬が登場する。
中学時代に麻琴の事が好きだった渡瀬は、この再会を期にとどんどんアプローチをかけてきます。
「じゃあ彼女いなかったら考えてくれんの？」
「戻ればいいのに、あの頃に」
など、どんどんと攻めてきます。
そう、まさにこの巻の冒頭で「強引にあいつを引っ張っていく男が現れたら・・・」
と瞬が言っていた通りの展開です。
さらには、渡瀬の所属するサッカー部のマネージャーも登場したり、
何より、渡瀬のアタックを見て瞬の方も揺れてしまったりと・・・
これは当人たちでなくても先が読めない展開。
しかも、次巻予告を見ると、いよいよ皆がそれぞれの展開を見せてきます。
麻琴にアタックする渡瀬、渡瀬と接触する瞬・・・
それぞれの想いがそれぞれに交錯。
これはますますこれからの展開が気になります・・・！！
6巻が楽しみ！
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