観てきました。
「叛逆の物語」というサブタイトルが何を現しているのか?
というのが気になっていました。
また、いつものことだけど事前情報も特に観ずに行ってきました。
・・・前半はね!
おおぉこれは!!!と思ったんですよ。
これまでに無かった五人の共演!!!
4人そろってるところにほむほむの転校!
アニメをなぞらえているようで良いですねー!
そして変身シーンまで新規に、しかも煌びやかに!!
五人そろった時の決めポーズには感動、
まどかの変身シーンは可愛すぎて泣きそうになりましたw
ベベとQBの存在に「?」となったものの、
べべはとりあえず可愛すぎたし、QBもきっと後で本性を現すだろう、
と思っていたので静観してました。
5人そろった魔法少女達の、ささやかで幸せそうなひととき。
・・・でも、
その世界の異変に気付いたほむほむが動き出す。
以前の世界と違う街の様子、そしてみんなの記憶。
そうしてどんどん明かされていくこの世界の真実・・・
最初はね、5人の救済のお話かなと思ったんですよ。
アニメの最後の展開がああだったし、まどほむ以外の皆のその後って・・・
っていうのもあったしね。
でも、次第に、ほむほむの為の救済のお話になってきたと思ったんですよ。
まどかに会いたくて。
アルティメットになって円環の理そのものになってしまったまどか。
そんなまどかを最後まで見ていたからこそ。
ずっと一人で、まどかの記憶を持ち続けていたほむほむだからこそ。
まどかを利用しようとしたQBに、まるで媒介とさせられているかのように
ソウルジェムを維持され、そして閉じ込められた平和な世界を作り出すまでに
至ってしまったほむほむ。
最初は、すべてを知っているほむほむならではの違和感だと思っていたけど、
さやかは違っていた。過去の事情を知っていた。
やっぱ、ギリギリまでまどかと近くにいたからかな。
だからこそ、ほむほむがベベを襲ったことも筋違いだと指摘できた。
そして、最終的には、魔女化してしまうほむほむをみんなで助けてあげることで、
まどかは円環の理となり、さやかやみんなも救われていた。
そして、まどかの事を思い続けて一人残ってしまい、利用すらされようとしている
ほむほむをみんなで助けてあげようと・・・
物凄くほもほむの救済な流れで、途中涙ぐんだりしてしまいました。
(途中の花畑でのまどかとほむほむのシーンも最高でした・・・)
そして戦いでは、さやかの魔女とで魔女合戦が発生。
途中、ベベの正体(なぎさ)も判明し、そして本編で早くに姿を消すマミさんも事情を知り、そしてなぎさも一緒に戦ってくれます。
そうして、魔女化したほむほむとの戦いも決着がつく。
今まで一人頑張ってきた、一人で過ごしてきたほむほむに
お迎えが・・・と、ここでついにアルティメットまどかが登場!
まどか「ほむらちゃん、やっと一緒になれるね・・・」
と、ほむほむに手を伸ばすまどか・・・
と!
ここでなんと、ほむらがまどかの手を取る。
そして、
「ついにつかまえた!」
そう、ほむらはまどかを、本当に自分だけのものにしたくて。
円環の理そのものとなってしまったまどかと会えないのであれば、
そんな理を破ってしまえばいい。
そして、そのチャンスは「この時」しかなかった。
まどかはアルティメットからふつうのまどかに戻り、そして・・・
そして、世界の「理」が改ざんされていく・・・
世の中の理を変えてしまったほむらは、
人間でも魔法少女でもない。
「悪魔」
になってしまったーーーーー
結果、ほむらが支配するような世界に。
杏子は違和感を感じ、さやかはほむらに抗議をする。
しかし、所詮はほむらの世界。
さやかの抵抗出来るレベルのお話ではない。
なぎさも、すっかり自分の意志を失ってしまったようでしたね・・・
こうしてほむらは「まどかを含めて」世界を手にしたーーー
そこに、同じようにしてまどかが転校生としてやってくる。
前半との対比・・・
途中、まどかが本来の理を思い出しそうになるのを
必死に思いとどめるほむらが・・・
なんていうか・・・
ぶっちゃけて端的に言ってしまうと、
「報われないヤンデレ」っていう印象なんだよね、ほむら。
円環の理に「叛逆」を起こし、QBまでも従え、
まどかが本来の理に戻ろうとするのすら防ごうとする。
でも。
そんな、世の中の節理、理を捻じ曲げようとも。
まどかと一緒にいたい。
まどかを「愛」している。
その一念の為に。
たとえ、目の前に再びやってきたまどかに疑念を抱かれても。
たとえ、以前託された赤いリボンをまどかに返すことになっても。
ほむらの気持ちは純粋だった。
たとえ、この世の理に叛逆することになっても・・・
というわけで。
後味の悪さは半端ないです。
マミられても、さやかが魔女になっても、杏子があんなことになっても、
アルティメットまどかが全てを浄化してくれたし、救いがあった。
そんな原作をものの見事に「叛逆」し、裏切った。
本当にこの世界がほむらが望んだものだったのかはわからない。
でも、これもまた確かにまどマギの実現しえた形だと思うし、
さすがさすがの世界観・ストーリー展開。
新房さんが「心を強く持って見に来て」と言っていたのも大いに納得です。
果たしてこの後、叛逆への叛逆なのか、元の理への修復なのかなんなのかは
わからないけど、続編があるのかどうか・・・
それが今から楽しみでなりません。
とりあえず、後味はあれですが、凄かった・・・
それが正直な所です。
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「叛逆の物語」というサブタイトルが何を現しているのか?
というのが気になっていました。
また、いつものことだけど事前情報も特に観ずに行ってきました。
・・・前半はね!
おおぉこれは!!!と思ったんですよ。
これまでに無かった五人の共演!!!
4人そろってるところにほむほむの転校!
アニメをなぞらえているようで良いですねー!
そして変身シーンまで新規に、しかも煌びやかに!!
五人そろった時の決めポーズには感動、
まどかの変身シーンは可愛すぎて泣きそうになりましたw
ベベとQBの存在に「?」となったものの、
べべはとりあえず可愛すぎたし、QBもきっと後で本性を現すだろう、
と思っていたので静観してました。
5人そろった魔法少女達の、ささやかで幸せそうなひととき。
・・・でも、
その世界の異変に気付いたほむほむが動き出す。
以前の世界と違う街の様子、そしてみんなの記憶。
そうしてどんどん明かされていくこの世界の真実・・・
最初はね、5人の救済のお話かなと思ったんですよ。
アニメの最後の展開がああだったし、まどほむ以外の皆のその後って・・・
っていうのもあったしね。
でも、次第に、ほむほむの為の救済のお話になってきたと思ったんですよ。
まどかに会いたくて。
アルティメットになって円環の理そのものになってしまったまどか。
そんなまどかを最後まで見ていたからこそ。
ずっと一人で、まどかの記憶を持ち続けていたほむほむだからこそ。
まどかを利用しようとしたQBに、まるで媒介とさせられているかのように
ソウルジェムを維持され、そして閉じ込められた平和な世界を作り出すまでに
至ってしまったほむほむ。
最初は、すべてを知っているほむほむならではの違和感だと思っていたけど、
さやかは違っていた。過去の事情を知っていた。
やっぱ、ギリギリまでまどかと近くにいたからかな。
だからこそ、ほむほむがベベを襲ったことも筋違いだと指摘できた。
そして、最終的には、魔女化してしまうほむほむをみんなで助けてあげることで、
まどかは円環の理となり、さやかやみんなも救われていた。
そして、まどかの事を思い続けて一人残ってしまい、利用すらされようとしている
ほむほむをみんなで助けてあげようと・・・
物凄くほもほむの救済な流れで、途中涙ぐんだりしてしまいました。
(途中の花畑でのまどかとほむほむのシーンも最高でした・・・)
そして戦いでは、さやかの魔女とで魔女合戦が発生。
途中、ベベの正体(なぎさ)も判明し、そして本編で早くに姿を消すマミさんも事情を知り、そしてなぎさも一緒に戦ってくれます。
そうして、魔女化したほむほむとの戦いも決着がつく。
今まで一人頑張ってきた、一人で過ごしてきたほむほむに
お迎えが・・・と、ここでついにアルティメットまどかが登場!
まどか「ほむらちゃん、やっと一緒になれるね・・・」
と、ほむほむに手を伸ばすまどか・・・
と!
ここでなんと、ほむらがまどかの手を取る。
そして、
「ついにつかまえた!」
そう、ほむらはまどかを、本当に自分だけのものにしたくて。
円環の理そのものとなってしまったまどかと会えないのであれば、
そんな理を破ってしまえばいい。
そして、そのチャンスは「この時」しかなかった。
まどかはアルティメットからふつうのまどかに戻り、そして・・・
そして、世界の「理」が改ざんされていく・・・
世の中の理を変えてしまったほむらは、
人間でも魔法少女でもない。
「悪魔」
になってしまったーーーーー
結果、ほむらが支配するような世界に。
杏子は違和感を感じ、さやかはほむらに抗議をする。
しかし、所詮はほむらの世界。
さやかの抵抗出来るレベルのお話ではない。
なぎさも、すっかり自分の意志を失ってしまったようでしたね・・・
こうしてほむらは「まどかを含めて」世界を手にしたーーー
そこに、同じようにしてまどかが転校生としてやってくる。
前半との対比・・・
途中、まどかが本来の理を思い出しそうになるのを
必死に思いとどめるほむらが・・・
なんていうか・・・
ぶっちゃけて端的に言ってしまうと、
「報われないヤンデレ」っていう印象なんだよね、ほむら。
円環の理に「叛逆」を起こし、QBまでも従え、
まどかが本来の理に戻ろうとするのすら防ごうとする。
でも。
そんな、世の中の節理、理を捻じ曲げようとも。
まどかと一緒にいたい。
まどかを「愛」している。
その一念の為に。
たとえ、目の前に再びやってきたまどかに疑念を抱かれても。
たとえ、以前託された赤いリボンをまどかに返すことになっても。
ほむらの気持ちは純粋だった。
たとえ、この世の理に叛逆することになっても・・・
というわけで。
後味の悪さは半端ないです。
マミられても、さやかが魔女になっても、杏子があんなことになっても、
アルティメットまどかが全てを浄化してくれたし、救いがあった。
そんな原作をものの見事に「叛逆」し、裏切った。
本当にこの世界がほむらが望んだものだったのかはわからない。
でも、これもまた確かにまどマギの実現しえた形だと思うし、
さすがさすがの世界観・ストーリー展開。
新房さんが「心を強く持って見に来て」と言っていたのも大いに納得です。
果たしてこの後、叛逆への叛逆なのか、元の理への修復なのかなんなのかは
わからないけど、続編があるのかどうか・・・
それが今から楽しみでなりません。
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