待望の7巻!
6巻の感想。
帯コメントは、
「誰かを大切にすること、恋することはいつも難しい」
とのこと。
前巻で良い感じになりつつあった双葉と洸。
しかし、「洸の過去を知っている」成海の登場、そして彼女の家庭環境を知り、
双葉よりも成海といる事を選んでしまった洸。
果たして双葉の想い、そして関係はどうなってしまうのか・・・?!
というわけで気まずくなってしまい、委員会ですら一緒に来てくれなくなってしまった洸・・・
そんな二人の関係を知ってか知らずか、洸の兄・田中先生が物を運びに家まで行って欲しい、
という依頼をしてしまう。
そうしてそこでバッタリ会ってしまう二人・・・
幸い、ここ最近の気まずい関係というのは多少改善されるものの、
やはり変わり始めた洸を元に戻してしまったのは成海だ、という事に思い至り、
このままじゃダメだと考える。
そうして・・・
行動派な双葉は成海を待ちぶせして二人で話をすることに。
双葉は自分自身の想い、そして変わり始めた洸の事を訴える訳だけど、
結局それって、双葉自身がふられた事について納得がいかないだけなのでは・・・
ということで痛いセリフ、そして自分もなりふり構っていられないんだ、
という事を強く訴える成海。
ここはもうたまらないシーンでした・・・
本音同士のぶつかり合い。
どっちも引けない、どっちも譲れない。
「諦めなくて良い理由をでっち上げたいだけだった」
という双葉の独白がなんとも切ない・・・!!
そんな折り、田中先生と双葉の事が原因で校長室に呼び出されてしまう。
そんな所でもしっかりと二人(双葉)をかばってくれる洸。
さっすがイケメン!!
でも、これというのも実に複雑な所で・・・
洸は双葉の事をかばってくれるけど、それでも洸は双葉を選んだ。
諦めなければならないけど、割り切ることもできない。
「もう私ができることなんて何もないんだ」
この独白がたまらなく切ない・・・
洸の本音が深く描写されない分、
第三者からしたら菊池ならずとも「お前どっちなんだよ!」と言いたくなる気持ちはよくわかります。
でも、ここはいつしか洸の本音が瓦解する時がくるのを待ちたい所。
んで。
これまであまり意識してなかったものの、修子は田中先生の事が好き。
実際には何も無かったとはいえ、修子には嫌な想いをさせていたのでは・・・
そう想い、修子に頭を下げる双葉。
そして・・・
今回疑われたのは双葉だったけど、もしかしたらその立場は自分だったかもしれない。
そう言って涙を流す修子の姿がまたたまらなく切ない・・・・!!
この次のページで三人が慰めあってる場面がかなり好きだったりしますw
そんな事もあり、双葉と悠里の後押しもあって、田中に告白する事を決意する修子。
非常に晴れやかな修子の笑顔がまた逆に切なかったりして・・・
そして、そんな修子の姿を見て、改めて「洸に気持ちを伝えていなかった」
という事で思いを伝える事を決意する双葉。
そうしてここで7巻終わりとかなんという引き・・・アアアッ!!!
というわけで。
洸、成海、双葉、そして菊池。
その四人の関係も気になるけど、修子に悠里、そして小湊と言ったいつメンの動向も
非常に気になるこの展開。
8巻がどういう展開になってしまうのか・・・本当に楽しみでなりません!!
早く続きが読みたい!!!
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