誰も知らない塔のある町 1巻

帯コメントには、
「ねえー
　あの塔っていつできたのかな？
　その奇妙な塔は、天への誘いか死への弔いかーー」
とのこと。

なんと、よく同人誌を購入するつねよしさんが作画されているということで！
それで購入してみたら、爆裂ハンターやMAZE（世代がばれる）等で知られる
あかほりさとる先生の原作ということで、
これはなんとも楽しみな作品！

ジャーナリストを志す少女・樹（いつき）と
物静かな少年・愉（たのし）、そしてその悪友洋佑、
そして樹の親友、麻緒。
傍目にも仲の良さそうな四人と言う感じだけど、
とある出来事をきっかけに何気ない日常が変わってしまう。

表には出さないけど、樹は愉の事が大好き。
でも、ある時麻緒は樹に愉の事が好きだと相談をする。
二人はデートをすることになるが、気になるのでついていく樹、
そしてそんな樹に対して「正直ウザい」と本音を漏らす麻緒。
二人とも傷つけてしまった、と気に病む愉。
しかしそんな出来事はまだまだ序章に過ぎなくて・・・

突然の麻緒の死。
思い当たる節も無く混乱する一向。
一気に奪われる何事もない日常。
あろうことか、その日にケンカした事もあって自分達が犯人ではないかと疑われる始末。
いてもたってもいられなくなった樹達は、犯人を、事件の真相を究明しよう！
と躍起になるも、一人、また一人と次々に現れる犠牲者・・・
一巻のラストでは、高校生ながらも幸せな未来を誓い合ったばかりの
世菜が被害にあってしまう・・・
果たして樹達の日常はどうしてしまったのか？！

という所で一巻が終わります。
一巻まではまだまだ謎ばかり。
しかしキャラそれぞれも個性があるし、
何よりつねよしさんの慣れ親しんだ絵がコミックスに！
というのが個人的に嬉しいですね。
2巻以降も楽しみにしたいと思います！

誰も知らない塔のある町 (1) (電撃コミックスNEXT)posted with amazlet at 15.01.29つねよし
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を見る