10巻の感想
講談社漫画賞受賞とのこと、凄いですね!
初期巻から(確か)買い続けてきた身としてはうれしいですね。
さて。
本宮家と中村家合同の家族旅行に行くことになった一向。
なんといっても陽菜が来る!そして真魚父も!
と言う訳で、基も真魚も期待するのはやはり関係の修復。
最初のうちはなかなかうまく行かずにやきもきする真魚だけど、
やはりこの皆に必要なのは、こうして皆で共に過ごす時間だった訳で。
真魚と陽菜の会話を聞いた真魚父がついに陽菜の心を開く。
真魚父の含蓄ある言葉がなんともグッと来る感じで・・・
陽菜の名前の由来のくだりとかもう・・・たまらなかったですね。
そしてようやく見れた陽菜の本音と表情!
同じく、真魚父と真魚の方も。
久しぶりにゆっくりした時間を二人で過ごせたからか、
これまでのやり取りが嘘であったかのように出てきたこの
スムーズな一言。
もうね・・凄く嬉しくなってしまいました。
序盤ではロクにコミュニケーション取れなかった真魚が、
ついに帰ってこいよと言われるまでになって・・・
この辺はコマの使い方とかモノローグとか含めて非常に繊細な表現が
上手かったというか、魅せられたという感じがしました。
うぅ、本当に良かった・・・(涙もろい)
と言う訳で。基と真魚、そして大樹の共同生活も一旦はピリオド。
基の家にはいずれ陽菜がくるけど、まずは陽菜が家に帰る。
普通の家庭では当たり前のような、家族の心配がうれしく感じる真魚。
真魚にはこれまで感じてこれなかった「当たり前の幸せ」のようなものを
たっぷりと感じていってほしいですね・・・
でも、「話があるから」という基を前についドギマギしてしまう辺り、
真魚らしさは健在といった感じで良いですねww
しかし。
巻末で登場した真魚の母を名乗る人物の登場で話はまた一転・・・?!
あぁ、12巻が早く読みたいです・・・!!
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