1巻の感想
買ってから少し日が開いてしまいましたが、2巻です。
帯コメントには、
「いつの間にか変わっていく朔との関係に戸惑う立夏は・・・?
一番近くにいたはずなのに、知らないことがいっぱい。」
とのこと。
気になっていた碧くんに彼女がいる・・・?
そして、今まで特に意識していなかった朔が気づいたら大人っぽくなってきていて...
という、まさに前作の光希・遊・銀太達の関係を思い出してしまうような
この関係がなんとも言えないですね。
一方で、前作のめいこ的なレナちゃんは朔の事が好き。
そんなレナは、テニス部の場で六反田に絡まれているところを
朔に「俺の彼女に手を出すな」みたいにかばってもらえて、
しかも朔に「あんなのが寄ってくるなんて、かわいいのも良し悪しだな」
と、可愛いと言って貰えるレナちゃん・・・!
そうして、それに喜ぶレナの表情を見て複雑な感情を覚える立夏。
そんな折り、昔からオセロで対決していた朔と立夏だけど、
実は朔は立夏にいつもわざと負けていた。
なので今回は真剣に勝負しろ!という立夏だけど、
朔はそれを受ける条件に、自分が買ったらキスをさせろという。
勝負はあっさりと朔が勝つ。
なんで今までわざと負けていたのか?という理由は、
「勝つと嬉しそうにニコニコ笑う顔が見たかった」
という、これはもう赤面ニヤニヤもののセリフww
壁ドン的な状況にもなるものの、無効!との立夏のセリフで沙汰止みに・・・
とも思いきや、「嘘つき」と言われたのが癪になって
ほっぺにキスをしてあげる立夏。
うーん、動揺っぷりが伺えるというか初々しいというかなんというか・・・
いいですねぇww
そしてこの巻では前作のキャラの動きが結構あります。
離婚届のことをほのめかせていた亜梨実は
海外の仕事から帰るなりライアンという男性と一緒に登場。
結婚してすぐに子供が欲しいと思っていた銀太としては
海外への出張、離婚届のこともショックだったけど、
それはなんと亜梨実によると、自分としても仕事のチャンスを逃すのは嫌だ、
でも銀太が他に家庭を持ちたいと思うひとが現れた時に
自分で縛られるのが申しわけない、という彼女なりの優しさだったという・・・
かくして二人はこれから幸せになることでしょう!
そして、一緒に住んではいるものの籍を入れたりしていなかった
遊と光希の方も、正式にプロポーズと婚姻届を提出することに・・!
これはもう、前作からのファンとしてはなんだか感慨深いですね・・・
本編の方は、碧が彼女と別れた、
ということを朔と立夏が知るところで完結します。
うおーー相変わらず複雑な関係になってきました!!
3巻以降も楽しみです!!
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