うおおお待望の10巻ですよ・・・!
9巻の感想
帯コメントには、
「私のこと・・・まだ好きですか?」
ってあいつが言ったーーー。
16歳になった遥達。
大人になった皆を前に多少の戸惑いを見せながらも変わらぬ付き合いをしてきた真一。
しかし、「何も変わらないのはつらくないか?」
と改めて遥にアプローチをかけてくる杉田。
何年も何も進展がないのはおかしいことだ・・・
そういう主張だけど、詩子に相談して
「それはおかしいかもだけど、ダメじゃない」
と背中を押してもらった遥。
でも、ある時に真一に思わず聴いてしまう。
「これはいつまで続きますか。
私のこと・・・まだ好きですか?」
・・・それに対する真一の回答が、
俺たちは何もないーーー
もうもう、どうしてこんな時に急に保護者目線になってしまうのかw
杉田に言い寄られることで揺れる遥の女心に気づくことなくバッサリと。
そしてそんな折り、杉田に誘われて、そのままついていってしまう遥・・・
何事もないとはいえ、朝まで共に過ごした二人。
知らせを受けてから慌てて迎えに行く真一。
遥は嬉しそうだけど、杉田は
その感情は保護者としてか、嫉妬なのかどっちか、
という追及をしてくる。
この辺も杉田の成長と、そして勝負をかけたからには引けない・・・
という意志が見えますね。
まぁ、↑の遥の表情を見るとなんとも・・・な感じだけど。
そんな折り、急展開が。
遥の父親が帰ってくるという。
入院していて側にいられない遥の母は、
父が帰ってくるまでは出来るだけ真一に一緒にいてほしい、
という依頼がくるわけです。
この辺、遥の家のもろもろの事情もあって微妙・・・
サトミが遥の家に泊まる?なんて案もあったけど、
結論、皆で泊まってしまえとww
そんな訳でこんな初々しい展開もww
遥の反応がたまらなくかわいいですね!
夜のガールズトークもニヤニヤものです。
しかし。
物わかりのいい遥と、どうしても納得の出来ない杉田。
ここでも杉田がその想いをぶつける。
そしてその現場を真一に見られてしまい、逃げ出す遥・・・
そして、その逃げ出す遥を目撃した女性の姿が・・・
という所で10巻は終わりです。
巻末には詩子の説明エピソードも収録。
最初から最後までたまらない展開が待っています。
個人的には、やっぱり真一と遥に上手くいってほしいと思うものの、
真一はどうにも不器用だし、遥も健気すぎるしで、
もどかしくもあり、このままでいて欲しくもあり・・・
複雑なところですが、なんと次の11巻で完結なんですね・・・
寂しいですが、ここまでのエピソードがとにかく大好きだったので、
11巻を心から楽しみにしていたいと思います・・・!
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